ディスクゴルフのコツ:パット編 スピンパットの投げ方

Tips/コツ

前回の記事では、3種類あるパットの方法の一つであるプッシュパットについて紹介した。
今回は、スピンパット(Spin Putt)について紹介する

スピンパット(Spin Putt)とは

文字通り、ディスクにスピンをかけて投げるパット方法である。
スピンパットで有名なペイジ・ピアースの動画を参考に載せる。

まだDDにスポンサーされていた2015年の動画になり、細かいフォームの変化は若干あるが、基本動作は変わっていないので参考にすることができる。

主にスピンパットを投げる代表的な選手

ペイジ・ピアース(Paige Pierce)、クリス・ディッカーソン(Chris Dickerson)、サイモン・リゾ(Simon Lizzo)、マット・オーラム(Matt Orum)などが代表的な選手である。

ペイジとクリスはフラットリリースで、サイモンはややハイザー気味、マット・オーラムはややアンハイザー気味でパットをしている。

参考にクリス、サイモンの動画を載せておく。

クリス・ディッカーソンのパット

サイモン・リゾのパット

スピンパットの投げ方

スピンパットは、ディスクに回転をかけてディスクをグライドさせるようにして投げるイメージである。

基本的なステップとしては以下のとおりである。
手順の後に示した、Overthrow disc golfによる解説動画(2:55)を観ながら、読んでもらいたい。

  1. 上半身の身体の正面がバスケットに向かうように構える
  2. バスケットと自分の間のライン上で、肘を約90度に曲げて、胸~腰の間の位置にテイクバックする
  3. テイクバックの終点では、手の甲がバスケットに向くようにする
  4. ライン上をディスクが動くように、肘、手首をバスケット方向に伸ばし投げる
  5. フォロースルーはバスケットに手を差し出すように行う。

スピンパットのメリット

  • 直線的な軌道であるため狙いやすい
    軌道が直線であるため、ディスクがどこに飛ぶか予想して投げる必要はないため狙いやすい。
  • 飛距離を出しやすい
    ディスクに回転がかかっているため、弱い力や力の伝え方がある程度上手くなくても飛距離が出しやすく、狙うことに集中することができる。
  • 風があっても比較的安定したラインとなる
    ディスクの回転によりリム方向への遠心力が働き、多少の風があっても軌道がすれにくい。向かい風では、ディスクが上下に動かされるため、フラットリリースでスピンをかけることが特に重要である。
  • 低いラインでパットができる
    林間で高さに制限がある時には、低いラインでも長い距離を出せるスピンパットが重宝する。

スピンパットのデメリット

  • パットを外すと遠くまで飛んでしまう
    特にC2からなど、勢いが必要なパットの場合、外すと勢いがある分遠くに飛んでしまい、カムバッカ―(Come backer)のパットが難しくなる。そのため、後ろが崖や下り坂であるデスパットやOBがあるときは注意が必要である。
  • チェーンに当たった場合はじき出される可能性が高い
    右利きの場合、バスケットの左端のチェーンに当たった場合、ディスクの回転により、真下に落ちずに左に外れることがある。そのため、狙いはバスケット中央あるいは中心からやや右側である。
  • スピットアウト(チェーンの間をディスクがすり抜けること)する可能性が高い
    強い回転のため、バスケットの右側(右利きの場合)のチェーンに当たった場合、回転でチェーンを押し出しながら、バスケットのチェーンをすり抜ける可能性がプッシュパットと比較して高いと言われている。
    (※プッシュパットでも起こりうるが、スピンパット・スプッシュパットで起こりやすいと言われている。)
  • 身体で動く支点が多くあるので、ズレが生じやすい
    肩、肘、手首が動き、それぞれの動きが合わなければいけない。特に、肘・手首の角度が少し違うだけで左右方向へのミスリリースにつながる。また、バスケットの形が高さ方向に長く、横方向に短いため、精確な狙いを身につける必要がある。

スピンパットで私が意識していること

スピンパットで投げる時に、私が意識していることをリストアップする。

  • バスケットに向けて勢いよく握手するようにフォロースルーすること
    勢いよくバスケットに向かったフォロースルーをすることで、リリースのズレを防ぐように意識しています。
  • C1内ではディスクの底面と地面が平行になるように投げる(フラットリリースの場合)
  • 距離が長い時は、ほんの少しだけアンハイ気味に投げて距離を出す
    ほんの少しだけアンハイ気味に投げることで、直線のラインを保つ時間が長いと思います。特に、C2の遠い所で飛距離が少し足りないときにアンハイ気味でパットをしています。

また投げ方のコツではないが、個人的な意見として、ディスクはニュートラルあるいはアンダーでかつ、グライドがあるディスクは、直線のラインをより遠くまで出しやすくなるので適していると思っている。

おわりに

以上、スピンパットの投げ方を紹介しました。プッシュパットと比較していただければと思います。また、パターの種類によって飛び方や投げる時の感触も変わってくるので、どのパットスタイルでは、どのパターがいいのかも検討するのもいいと思います。

次はプッシュパットとスピンパットの中間のスプッシュパット(Spush Putt)を紹介します。

参考文献

DG Course Review(https://www.dgcoursereview.com/forums/showthread.php?t=42645

Infinite Discs (https://infinitediscs.com/blog/putting-styles-should-you-spin-putt-or-push-putt/

UDisc (https://udisc.com/blog/post/5-great-videos-how-to-putt-in-disc-golf)

Discmania Simon (https://youtu.be/uhiLUjMMyUY)

DG Course Review Simon (https://www.dgcoursereview.com/forums/showthread.php?t=121649#:~:text=Simon%20is%20a%20spin%20putter.)

Scott Stokely(https://youtu.be/Lf9lyC1tago

Overthrow (https://www.youtube.com/watch?v=BUcIM4s-h6Y)

Paige Putting Stance(https://www.youtube.com/watch?v=BP-a9PyB9FQ

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