Netflix「ネクスト・イン・ファッション 」ジャッジはどんな人たち?
2020.04.15 2020.02.09
ネットフリックスの新番組「ネクスト・イン・ファッション」の審査員をまとめました。
審査員は番組ホストのタン・フランス、アレクサ・チャンの2人とファッション業界で活躍する2人のゲストジャッジの合計4人です。
アレクサ・チャン(Alexa Chang)
httpss://www.instagram.com/p/B-5kHEiA5OL/?utm_source=ig_web_copy_link
ネクストインファッションの司会者・審査員のアレクサ。
イギリス出身のデザイナーです。
顔立ちが全然アジア系じゃないのにファミリーネームがチャンなのは、父親が中華系イギリス人だからです。
アレクサは、モデルとしてElle GirlやCosmoGIRL!、ハーパーズ・バザーなど雑誌の表紙を飾ったり、ロンドンファッションウィークに出たり、ロンシャン(longchamp)の広告塔として活躍しました。
その後、モデルから徐々にテレビ司会者に仕事の幅を広げていきます。
日本ではほとんどが未公開だとは思いますが、「Gok’s Fashion Fix」、「It’s On with Alexa Chung」などのファッション番組の司会やVogue-UKのドキュメンタリーシリーズに出演していました。
ファッションが詳しい方は知っているかもしれませんが、ユニークなファッションスタイルが特徴です。 ちょっとボーイッシュな印象です。
2017年にはファッションブランド、Alexachung(アレクサチャン)を立ち上げ、日本でもオンラインを中心に入手できます。
httpss://www.alexachung.com/row/?gclid=Cj0KCQjw4dr0BRCxARIsAKUNjWQo4vmMPL97HVm82LBY5Ih7xTn-ZJhW352iGEW7LP6V303xnoDhpF0aAmDYEALw_wcB&gclsrc=aw.ds
他にも2013年には本「It」を執筆しており、アマゾンで入手できます
ユーチューブでも動画配信をやっています(英語)
アレクサのキャラが際立って面白いです!
httpss://youtu.be/ZqGl-4FSReU
タン・フランス(Tan France)
httpss://www.instagram.com/p/B-nXQzkg7zg/?utm_source=ig_web_copy_link
Netflix「クィア・アイ(Queer Eye)」のファッション担当としても有名なタン・フランス。
タンは、パキスタン人の両親を持ち、生まれも育ちもイギリスのサウスヨークシャーです。
クィア・アイ以前の、2011年にウィメンズスイムウェアーのKingdom&State を立ち上げてデザイナーとして活躍していました。
イギリスで立ち上げたブランドですが、アメリカで人気となりました。
2016年には、Rachel Parcell というウィメンズウェアのブランドをさらに立ち上げました。
楽天に服が売っていました。おしゃれですね!
そして、2018年に友達作りにでもと思い応募したクィア・アイのオーディションに通り、大ブレイクしました。
2019年には伝記「Naturally Tan」(邦題:僕は僕のままで)を出版しました。
この本では、これまでの人生の経験、厳しいムスリムの保守的な家庭で育ったタンがカミングアウトするまでや、どうデザイナーとしてのキャリアを掴んだのかなどが綴られています。
エリザベス・スチュワート(Elizabeth stewart)
InStyle Awards red carpet
初回から最終回にかけて複数回ジャッジとして登場するエリザベス・スチュワート(Elizabeth Stewart)は、LAを拠点にするセレブのスタイリストおよびファッションエディターです。
これまで、日本でもハリウッドの一流有名人のレッド・カーペット用ドレスをデザインしたことがあります。例えば、ジュリア・ロバーツ、ケイト・ブランシェット、サンドラ・ブロック、ジェシカ・チャンステイン、ガル・ガドットなど挙げれば切りがないくらいです。また、The New York Timesや、Women’s Wear Daily、W Magazineなど有名雑誌のスタイル・ファッション部門でも働いた経験があります。
もっと知りたい方は、BAZAARのインタビュー「世界でもっとも有名な女性たちをスタイリングするって、実際にどういうこと? 」をチェックしてみてください。
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エヴァ・チャン(Eva Chen)
複数のエピソードでジャッジを務めるのは、インスタグラムのファッション・パートナーシップ部門のディレクターのエヴァ・チャン。いまファッション界においてSNSの影響は大きく、無名のデザイナーもインスタで話題となり、有名になることも少なくないです。エヴァは、これまで「Elle」や、「Teen Vogue」のビューティー・エディターや女性誌「Lucky」の編集長を務めた経験があります。
最近では絵本の執筆をしたり、多方面で活躍中です(英語)。
A is for Awesome(左)は、世界を変えた23人の女性では、英語のアルファベットABC…を、これまでのA is for appleなどではなく、A is for Amelia Earhart(アメリア・イアハート;アメリカの女性パイロット)など世界を変えた女性で覚えていこうという絵本です。
June Valentine and the Magical Shoe(右)は、エヴァが初めて執筆した絵本で、主人公のジュノがなくしてしまったお気に入りの靴を探しに冒険する話です。 ファッション好きな方ならわかるかもしれない有名人(フリーダ・カロやレディー・ガガなど)の靴も登場します。
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エヴァ・チャンについてもっと詳しく知りたい方はこちらへ「HOW EVA CHEN WENT FROM PRE-MED STUDENT TO DIRECTOR OF FASHION PARTNERSHIPS AT INSTAGRAM 」(英語のみ)
モニーク・ルイリエ(Monique Lhuillier)
エピソード1「レッド・カーペット」のゲストジャッジであるモニーク・ルイリエ(Monique Lhuillier)は、ウェディングドレスやイブニングドレスを専門としているデザイナーです。最近では、ギフト用食器やホームフレグランスなども扱っています。これまで女優のリース・ウェザースプーンや歌手のP!NKがウェディングドレスを着用したほか、さまざまなセレブがレッド・カーペットでドレスを着用しています。
もっと知りたい方はこちらも見てみてください ➡ Vogue 2020年秋冬ブライダルコレクション速報!【MONIQUE LHUILLIER】 ➡ Vogue ➡ Dressy by プラコレ おしゃれな大人花嫁さまへ♡モニークルイリエのドレスが可愛すぎる♡♡
オンラインストア「Monique Lhuillier 」
日本は、「The Treat Dressing 」などでレンタルができます。
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プラバル・グルン(Prabal Gurung)
エピソード2「プリント&パターン」のゲスト審査員として呼ばれたのはアメリカのデザイナー、プラバル・グルン(Prabal Gurung)です。シンガポール生まれ、ネパールで育ち、インドでデザインを学んだ後、アメリカでデザイナーとして活躍します。これまで、ミシェル・オバマやレディー・ガガ、デミ・ムーアといった世界のだれもが知るような有名人がドレスを着用したり、全日空の制服をデザインするなど活躍しております。
オンラインストアはこちら➡「Prabal Gurung 」
プラバル・グルンのコレクションを見たい人は、こちらのVogueの特集へGO➡「PRABAL GURUNG」
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プラバルの出身地のネパールは、発展途上で教育が十分に普及していない状態です。そんな状況を改善したく、プラバルは教育支援の財団「Shikshya Foundation Nepal 」を設立しています。興味がありましたら見てみてください。
フィリップ・リム(Phillip Lim)
エピソード3「ザ・スーツ」のゲスト審査員のフィリップ・リムは、日本でも知っている方が多いかもしれません。これまでユニクロとのコラボや、水原希子などの日本人モデルを広告に起用したことでも知られています。銀座にも実店舗があります。
オンラインストア「3.1 Phillip Lim 」(一部英語)
日本では、GINZA SIXの3階に実店舗 があります。
フィリップ・リムや自身のブランド3.1 Phillip Limについてもっと知りたい方はこちらも見てみてください ➡ Vogue Japan 3.1 Phillip Lim ➡High-Brands.com 3.1 Phillip Lim
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ジェイソン・ボールデン(Jason Bolden)
フィリップ・リムと一緒にジャッジをしたのは、ジェイソン・ボールデン(Jason Bolden)。セレブのスタイルスト、インテリアデザイナーで、クリエイティブデザインスタジオ「JSN Studio 」を運営しています。これまで、タラジ・P・ヘンソン(Taraji P. Henson)、ヤラ・シャヒディ(Yara Shahidi)、ミンディ・カリング(Mindy Kaling)、ウィズ・カリファ(Wiz Khalifa)、エイヴァ・デュヴァーネイ(Ava DuVernay)、アマンドラ・ステンバーグ(Amandla Steinberg)、ザジー・ビーツ(Zazie Beetz)といった俳優・女優、歌手などのスタイリストとして活躍しています。【Business of Fashion を一部翻訳】
ネットフリックスのリアリティー番組「スタイリング・ハリウッド(Styling Hollywood) 」にも旦那のアデア・カーティス(Adair Curtis)と一緒に出演しています。
httpss://youtu.be/h98p960B8Ac
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カービー・ジーン・レイモンド(Kerby Jean-Raymond)
エピソード4「ストリートウェア」のゲスト審査員は、ハイチ系アメリカ人で、近年、大きく話題になっているファッションブランド「パイアー・モス(Pyer Moss) 」の創業者カービー・ジーン・レイモンド(Kerby Jean-Raymond)です。
デザイナーの登竜門とよばれるアメリカ若手デザイナーに与えられるCFDA / VOGUE Fashion Fundを受賞し、最近では、アメリカのリーボック(Reebok)とのコラボで、Tシャツやトレーナーなどを販売しています。
もっと詳しく知りたい方はこちらも見てみてください
➡ うめのファッションブログ
➡ 60MAG
➡ VOGUE
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カービー・ジーン・レイモンド(Kerby Jean-Raymond)
パイアー・モス(Pyer Moss)
アドリアナ・リマ(Adriana Lima)
エピソード5「アンダーウェア」のゲストジャッジは、ヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルの一員でもあった、スーパーモデルのアドリアナ・リマです。現在はプーマや高級時計ブランドのショパールなどの広告塔として活躍しています。
もっと詳しく知りたい方はこちらも見てみてください
➡ VOGUE
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クリストファー・ケイン(Christopher Kane)
エピソード5「ロック」では、クリストファー・ケイン(Christopher Kane)がゲスト審査員を務めました。イギリスのファッション大学として有名なセントマーチンズ(Central Saint Martins College of Art and Design)の卒業生です。Next in Fashonの出演デザイナーのダニエル・フレッチャー(Daniel Fletcher)とカーリー・ピアーソン(Carli Pearson)も同じ大学出身です。
大学の卒業コレクションで最優秀賞を受賞し、2007年にはスコットランドのデザイナー・オブ・ザ・イヤーに選ばれます。その後、資生堂とのコラボレーションや、ヴェルサーチェ(VERSACE)のアクセサリーデザイナーに就任(2012年に退任)するなど一流のデザイナーとして活躍しています。自身のブランドの「Christopher Kane」は姉のタミー・ケイン(Tammy Kane)と共同で創業し、2015年には、最初の旗艦店をロンドンに開きました。
ちなみに、Next in fashionの司会アレクサ・チャンのスマホケース「More Joy」は、クリストファー・ケインがデザインして販売しているものです。
httpss://www.instagram.com/p/B7RQKVsgs5L/?utm_source=ig_web_copy_link
オンラインストア「Christopher Kane 」
もっと詳しく知りたい方はこちらも見てみてください
➡ VOGUE ➡ Fashion Press
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ジョゼフィン・アーバーグ(Josefine Aberg)
エピソード6「アクティブウェア」の審査員は、アディダス・オリジナルス (Adidas originals)のデザイン・ディレクターであるジョゼフィン・アーバーグ(Josefine Aberg)です。アディダスのディレクターに就任する以前には、スウェーデン発のストリートブランド「WeSC(ウィーエスシー )」のデザイナーとして活動していました。
アディダス・オリジナルスとトップショップ(TOPSHOP)とのコラボなどアディダスの様々なデザイン企画やデザインに関わっています。
もっと詳しく知りたい方はこちらも見てみてください
➡ Highsnobietyによるインタビュー(英語)
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マックスウェル・オズボーンとダオイー・チョウ(Maxwell Osborne and Dao-Yi Chow)
マックスウェル・オズボーン(右)、ダオイー・チョウ(左)
エピソード7「ミリタリー」のゲストジャッジは、パブリックスクール(Public school) のマックスウェル・オズボーン(Maxwell Osborne)とダオイー・チョウ(Dao-Yi Chow)の2人です。ニューヨークを拠点にし、これまでメンズウェアを中心に活躍しており、2013年にはCFDAファッションアワードのスワロフスキー賞メンズウェア部門を受賞しました。このコンペティションの際にアメリカ・Vogueの編集長アナ・ウィンターからウィメンズもつくるべきねとアドバイスをもらい、ウィメンズも開始しました。
もっと詳しく知りたい方はこちらも見てみてください
➡ Fashion press
➡ Vogue
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Public School
マックスウェル・オズボーン(Maxwell Osborne)
ダオイー・チョウ(Dao-Yi Chow)
トミー・ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)
エピソード9「デニム」のゲストジャッジには、日本でも有名なトミー・ヒルフィガーが来ました。高校生の頃にジーンズを売ったことをきっかけにファッション業界に惹かれ、フリーのデザイナーなどを経て、メンズウェアブランドとして「トミー・ヒルフィガー」が誕生します。今ではアメリカ、世界を代表するブランドの一つとなっています。
もっと詳しく知りたい方はこちらも見てみてください
➡ Vogue
オンラインサイト:Tommy Hilfiger
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エリザベス・ヴォン・ダー・ゴルツ(Elizabeth von der Goltz)
エピソード10「ザ・ファイナル」のゲスト審査員の1人を務めるのが、世界的な高級ファッション通販サイトのネット・ア・ポルテ(Net-a-Porter )のグローバル・バイヤー・ディレクターのエリザベス・ヴォン・ダー・ゴルツ(Elizabeth von der Goltz)です。世界中のデザイナーのファッションを見て回り、ネット・ア・ポルテで販売するか洋服を決めています。この世界的に影響力のあるネット・ア・ポルテにデザイナーのブランドが取り扱われることが、デザイナーの活躍を幅を広げるきっかけにもなります。これまで、デンマークブランドのガニー(GANNI)やハンガリーブランドのNanushka、ブルガリアのブランドBY FARといった海外で有名なブランドを先駆的に販売しました。
ネット・ア・ポルテ (主に英語のみ)
メンズ:MR PORTER (英語のみ)
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エリザベス・ヴォン・ダー・ゴルツ(Elizabeth von dee Goltz)
Net-a-Porter
ネットフリックスの「Next in fashion」審査員のまとめでした。
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コメント
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