本場アメリカのディスクゴルフ協会(PDGA)のPDGAレーティングは有名ですが、JPDGAでも日本独自のポイントシステムが導入されています。
ただし、大会出場からJPDGAのHPでのポイントの反映に時間のラグがあることから、自分で計算できるエクセルを作成してみました。
JPDGAポイントシステムとは
JPDGAのポイントシステムとは、JPDGA公認の大会に出場して得られた順位に応じてポイントを獲得し、競い合うシステムです。ポイントを獲得して上位に入ると、年間ランキングに表彰されます。
さらに、プロ部門のオープンでは1位の選手に世界選手権への渡航費補助、オープン1位以外の上位選手には遠征費等の一部補助があります。
一方、アマ部門では、アドバンスド男子・女子・その他年齢別クラス・ジュニア各クラスの1位に世界アマチュア選手権への渡航費の一部補助を得ることができます。
(※2013年に更新された情報であるため、2022年現在も補助を受けることができるかについては、要確認。)
このように、年間ランキングに載ると同時に、遠征費の補助も受けられるという魅力的なシステムです。
JPDGA大会ポイントの獲得について
ざっくり説明すると、ポイント制度では、大会に参加することで獲得できる参加ポイントと、大会での順位に応じて獲得できる順位ポイントの合計がポイントとして獲得できます。
年間ポイント*=参加ポイント+順位ポイント
また、大会に出ればいくらでもポイントを獲得できるというわけではなく、参加した大会のうちポイント数が上位5大会のポイントが計算の対象となります。
つまり、10の大会に出ても、そのうち計算としてカウントされるのは5つの大会分となります。
(逆に言えば、最低5つの大会は出ておいた方がよいということですね。)
このポイント制度の詳しい情報については、下記のJPDGAのHPを参照してください。
JPDGA大会ポイント計算のエクセル
大会ポイントシステムは面白い企画ですが、大会終了からポイント反映まで時間のラグがあります。
(また、計算は比較的単純ですが、何百人もの参加者のポイントを計算するには労力・集中力が必要で、ポイントが正しく反映されていない可能性もあります。)
そこで、各自が参加した大会クラスと順位を入力するだけで、最新の大会ポイントを自動で計算してくれるエクセルを作りました。
※ご自由にお使いください。またご自由にアレンジしてください。
※エクセルには、ポイントの計算数式をコピペするために、既に参考例としていくつか大会と順位を入力しています。各自、自分用に修正してください。
エクセルの全体像は、このようになります。
エクセルの使い方
- 自分が所属する部門のシートを選択する。(アマ部門・プロ部門の評価は異なります)
- 大会名を入力(自分が分かる名前でOK)
- 大会区分をプルダウンから選択
- 出場した大会の最終順位を入力
- 参考例の参加ポイントの関数をコピペ(Ctrl+Cでコピー、Ctrl+Vでペースト)
- 参考例の順位ポイントの関数をコピペ
- 合計の関数をコピペ
- 上位5大会合計の値を確認
注意事項
右側にある表は、エクセル計算等で参照しているため削除しないでください。
その他
JPDGAで既に作られているかもしれませんが、それぞれの選手の参加大会区分と順位を入力すれば、自動で年間ポイントランキングの順位が変わるエクセル表を作れるかもしれませんね。
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