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米ディスクゴルフ大会The Open at Austin MPO ファイナルラウンド フロント9の感想・注目プレー

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Tournaments/大会
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The Open at Austine(ザ・オープン・アット・オースティン)は、テキサス州オースティンで開催されるDGPT(ディスクゴルフプロツアー)のエリートシリーズです。DGPTのエリートシリーズの大会としては初めての開催であり、大会スポンサーはテキサス州を拠点とするLone Star Discです。

今回は、MPOのファイナルラウンドのフロント9の注目したいプレーとプレーのポイントを解説していく。

リードカード

ファイナルラウンドのリードカードはこちらです。

順位選手スポンサースコア
T1イーグル・マクマン(Eagle McMahon)Discmania-13
T1ヴァイノ・マケラ(Väinö Mäkelä)Prodigy-13
T3コール・レダレン(Cole Redalen)DGA-12
T3カルビン・ハインバーグ(Calvin Heimburg)Innova-12

1位、3位がタイで、混戦となっています。3位タイは、両選手以外にもポール・マクベス(Paul McBeth)、ギャノン・バー(Gannon Burh)がいます。3位以下の選手もほとんどスコア差はなく、非常にタイトな試合になっています。

今回初めて最終ラウンドのリードカードに入ったコール・レダレン(Cole Redalen)は、今年18歳になる若手選手です。これまで何度かリードカードはあるものの、ファイナルラウンド以前のラウンドでした。コールは飛距離もよし、パット精度もよし、バックハンドを主に投げますがFHも投げられる選手です。去年は確かPortland OpenかOTB Openでリードカードに入っていたと思います。

もう一人、ヴァイノ・マケラは、フィンランド出身の選手で2021年のフィンランド選手権(Finnish Championships)で1位を取るなどヨーロッパを代表する選手です。

注目したいホール&プレー

今回、注目したいのはホール4でのイーグル・マクマンのプレー。ホール4は、313m、Par5。ドッグレッグレフトが2つあり、今大会では5番目に難しいホールとされ、平均スコアが5.05打のオーバーパーです。

アプローチだったり、パットだったりが大切とよく言われますが、イーグルのプレーを見るとやっぱり飛距離は大切だと感じざるを得ないため、このショットに注目しました。

他の選手の2投目は、ドッグレッグになっており、林間への入口が直接見えないブランドショットを投げざるを得ない位置です。目標が見えない分、ショットが精度が落ちてしまいます。特に、オープンの場所から林間になっていくホールでは、次をどこに落とすかが重要になってきます。

そんな中、イーグルは、1投目で他の選手のショット遥かに超え、地面がフラットな場所でかつ、林間への入口が見える位置につけています。他の選手が2投目をやや苦戦するなか、イーグルは、悠々とアプローチを投げてC2まで近づくことができています。

こうやって長い飛距離を持っていることで、Par4やPar5などのロングホールでは次のアプローチショットを投げやすい場所にディスクを置くことができるため、非常に有利にゲームをプレーできると思います。

飛距離を伸ばすポイント

飛距離を伸ばす方法はいくつかありますが、遠くに飛ばすためのショットは何かを把握することも大切です。ディスタンスコンテストなどを見るとよく見かけますが、最も飛距離を出せるショットは、ハイザーで投げて、ディスクをハイザーフリップ→右方向になだらかにターン→減速するに従い自然とフェードによって左方向に戻ってくる軌道です。

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