ロンドンで開催されたスター・ウォーズ・セレブレーションライブでスター・ウォーズ最新作ミニシリーズの「アソーカ」のトレーラーが公開された。「アソーカ」は2023年8月にDisney+で公開予定である。オビ=ワン・ケノービのようにミニシリーズとしてストリーミングでのみ公開される。
トレーラー
ストーリー・時系列
銀河帝国の崩壊後の世界のおいて、アソーカが銀河系に新たに迫りくる脅威を明らかにしていく姿を描くシリーズです。
まだ具体的な時系列は公開されていないが、これまでの作品からおよそ10~12ABY前後だと考えられています。
ドラマシリーズとして配信されている「マンダロリアン」(9ABY)や「ボバ・フェット」(9ABY)でアソーカ役として出演しているロザリオ・ドーソンが引き続きアソーカ役を演じていることから近い時系列であると考えられている。
これまでのスター・ウォーズ作品のタイムラインに入れると、下の表のようになる。
タイトル | 年代 |
スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ | 22~19 BBY |
EP3:シスの復讐 | 19 BBY |
スター・ウォーズ 反乱者たち S1~4 | 5~0 BBY |
EP4: 新たなる希望 | 0 BBY |
EP5:帝国の逆襲 | 3 ABY |
EP6:ジェットの帰還 | 4 ABY |
マンダロリアン S1~2 | 9 ABY |
ボバ・フェット S1 | 主に9 ABY |
アソーカ | 10~12 ABY? |
EP6:フォースの覚醒 | 34 ABY |
※スター・ウォーズの年号
スター・ウォーズでは、EP4:新たなる希望で描かれているルークがデススターを破壊したヤヴィンの戦いを起点に年号が数えられている。 こちらの世界でいうイエス・キリストの生誕を起点とした西暦(紀元前:BC、紀元:AD)と同じ考え方である。
BBY:ヤヴィンの戦い前(Before the Battle of Yabin)
ABY:ヤヴィンの戦い後(After the Battle of Yabin)
キャスト
アソーカ・タノ:ロザリオ・ドーソン
主役のアソーカ・タノ役はロザリオ・ドーソン(Rosario Dawson)です。
アソーカは、トグルータ人の女性であり、元ジェダイパドワン。アニメ「クローン・ウォーズ(The Clone Wars)」ではアナキン・スカイウォーカーのパドワンとして登場し、アナキンとともにクローン戦争で戦っています。
ロザリオ・ドーソンは、ドラマシリーズの「マンダロリアン」「ボバ・フェット」でアソーカ役として出演しており、引き続き「アソーカ」でも出演する。他の代表的な出演作品としては、ミュージカル映画「Rent」、スリラー映画「シン・シティ」、アクション映画「アンストッパブル」、アクションシリーズ「DMZ」、ドラマ「デアデビル」などである。2023年以降の公開予定映画では、コメディ・ホラー映画「Haunted Mansion」(2023年9月米国公開予定)、「Speed of Light」(未定)がある。
共演するヘラ・シンドゥーラ役のメアリー・エリザベス・ウィンステッドとは、クウェンティン・タランティーノ作の「デス・プルーフinグランドハウス」で共演している。
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ダース・ベイダー/アナキン・スカイウォーカー:ヘイデン・クリステンセン
アナキン・スカイウォーカー役には、エピソード1~3で同役であったヘイデン・クリステンセン(Hayden Christensen)が演じる。
ヘイデンのこれまでの出演作品は「ジャンパー」、「ニュースの天才(shattered Glass)」、「アウェイク」などであるが、2020年以降はスター・ウォーズ作品以外余り出ていないようです。
サビーヌ・レン:ナターシャ・リュー・ボルディッツォ
サビーヌ・レン役は、オーストラリア出身のナターシャ・リュー・ボルディッツォ(Natasha Liu Bordizzo)が演じる。
サビーヌ・レンは、マンダロア出身の女性戦士でであり、主にアニメ「スター・ウォーズ 反乱者たち(Star Wars Rebles)」で登場する。「スター・ウォーズ 反乱者たち」では、主人公のエズラ達とともにゴースト・チームの一員として銀河帝国に対向する。マンダロリアンとしては、ヴィズラ家(House Vizsla)のレン氏族(Clan Wren)に属する。
サビーヌを演じているナターシャは、オーストラリア出身の女優でありNetflixのアクション映画「デイ・シフト」などに出演している。デビュー作は、アクションが有名な「グリーン・デスティニー」の続編「ソード・オブ・デスティニー(Crouching Tiger, Hidden Dragon: Sword of Destiny)」である。父はイタリア系、母は中華系であり中国語も話せることや、テコンドーの黒帯を持っている。また、日本拳法もやっている。
ヘラ・シンドゥーラ:メアリー・エリザベス・ウィンステッド
ヘラ・シンドゥーラ(Hera Syndulla)は、メアリー・エリザベス・ウィンステッド(Mary Elizabeth Winstead)が演じます。
ヘラ・シンドゥーラは、惑星ライノス出身のトワイレック人で、銀河帝国に対向する反乱者です。「スター・ウォーズ:反乱者たち」では、ケイナンたちとともにゴーストチームの一員であり、卓越したパイロットであります。
メアリー・エリザベス・ウィンステッドは幅広いジャンルの映画やドラマに出演しており、多彩な演技力を持つ女優として知られています。スコット・ピルグリムvs邪悪な元カレ軍団(Scott Pilgrim vs. the World)で主人公のガールフレンドであるラモーナ役、10クローバーフィールド・レインでは主人公ミシェル役、ハーレイ・クインの華麗なる覚醒(Birds of Prey)のヘレナ役などを演じており近年活躍が著しい。ドラマでも活躍しており、批評家や視聴者から好評かなTVシリーズのファーゴのシーズン3ではニッキ・スワンゴ役として出演している。
オビ=ワン・ケノービ役で知られるユアン・マクレガーとはファーゴで共演したことをきっかけに結婚し、二人の子供が1人いる。
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*公式SNSは見つかりませんでした。
エズラ・ブリッジャー:エマン・エスファンディ
エズラ役にはエマン・エスファンディ(Eman Esfandi)がなった。
エズラ(Ezra Bridger)は、惑星ロザル出身のジェダイセンシティブである人間。「スター・ウォーズ:反乱者たち」では、エズラがジェダイであるケイナンと出会い、ゴーストチームに加わり、銀河帝国に抵抗する姿が描かれている。「アソーカ」のトレーラーではサビーヌ・レンがエズラの3Dイメージを眺めているシーンがあるのみで、本作でどのように登場するかまだ分からない。
エマンは、エクアドル系アメリカ人俳優です。これまで大役をになったことはないが、「ドリームプラン」や「The Inspection(原題)」などに脇役として出演している。
ベイラン・スコール:レイ・スティーブンソン
ベイラン・スコールを演じるのは、過去に様々な映画に出演しているレイ・スティーブンソン(Ray Stevenson)です。
ベイラン・スコール(Baylan Skoll)は、本作で登場する新しいシスです。様々な憶測がありますが、オーダー66を生還したジェダイでありダークサイドに堕ちたと予想しているファンもいます。
レイ・スティーブンソンは、北アイルランド出身のイギリス人俳優です。これまで、「キング・アーサー」や「パニッシャー」、「マイティ・ソー」、「GIジョー」、「トランスポーター・イグニション」などなど様々な映画に出ております。最近では大ヒットインド映画「バーフバリ(RRR)」で悪役スコット・バクストン総督を演じていました。
レイ・スティーブンソンは「スター・ウォーズ:クローンウォーズ」と「スター・ウォーズ:反乱者たち」ではマンダロリアンのガー・サクソンの声優でもあります。
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特にやっていないそうです。
シン・ハティ:イヴィーナ・サクノ(Ivanna Sakhno)
シン・ハティ(Shin Hati)を演じるのはウクライナ出身のイヴァーナ・サクノです。
ベイラン・スコールと同様詳細はわかりませんが、一部のファンによる推測ではシン・ハティは、ベイランの弟子のシスだと考えられています。
イヴァーナ・サクノは、ウクライナのキエフ出身の女優です。アメリカとの二重国籍で、2013年からアメリカに移住し女優として活動している。
これまで「パシフィックリム:アップライジング」、「バッド・スパイ」、「Let It Snow(原題)」などに出演している。
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関連作品
本作の主人公アソーカ・タノや準主人公だと考えられるサビーヌ・レンらの背景を事前に知っておくと本作をより楽しむことができそうです。
<登場人物と特に関連する作品>
・スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ(Star Wars: The Clone Wars)
クローン戦争時代を描いたアニメシリーズ (2008年~2020年) 及びアニメ映画 (2008年公開) です。アニメシーズンの途中で、アソーカはアナキン・スカイウォーカのパドワンとして登場し、行動をともにします。アソーカの過去を知りたい人は是非見ておきたい作品です。
※同じ時代を描いた別作品「スター・ウォーズ:クローン大戦」(2003年~2005年)もあるので、混同しないように注意が必要です。なおクローン大戦はレジェンズ(非正史)であり、一部キャラクター設定やストーリーが正史とは異なります。
・スター・ウォーズ:反乱者たち(Star Wars:Rebels)
アソーカの仲間として再会するゴーストチームが銀河帝国と戦う姿を描いています。「アソーカ」で重要となる登場人物達の過去やアソーカとの関わりを知りたい人は見ておきたい作品です。
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